フォンテの英国演奏旅行の記念コンサートが開催される
◆ 混声合唱団フォンテの英国演奏旅行の記念コンサートが開かれる
6月3日(日)17時から、北小金の栗ケ沢バプテスト教会礼拝堂で、混声合唱団フォンテが、来る6月14日(木)から10日間
英国演奏旅行に行くことを記念して、コンサートを開きました。
英国で演奏する組曲「水のいのち」や「荒城の月」などの日本の歌、英国の各地の合唱団と合同で演奏する「Ave Maria」
(ラフマニノフ)ほかの英国の歌などを披露しました。
栗ケ沢バプテスト教会(吉高 叶牧師)は、北小金からバスで10分ほどの楓並木の閑静な住宅街の中にある静かな教会で、
昨年礼拝堂がリニューアルされましたが、コンサートも行えるように意図して作られているため、素晴らしい音響が特徴の教会です。
会場には100人以上の聴衆が集まりコンサートに耳をかたむけました。
開演の17時に福岡団長の挨拶でコンサートの趣旨の説明がありました。
第一ステージは英国で披露する日本の歌で、約40人の混声合唱で「花」「荒城の月」それに武満徹の「小さな空」や「○と△の歌」
などが演奏されました。
第二ステージは友情出演の女声合唱団「ミューズ」が15人で、「こころのてんきよほう」(鈴木憲夫作曲)から4曲を歌いました。
大変力のこもった良い演奏で、フォンテを英国に送るのに相応しい歌いっぷりでした。
第三ステージはイギリスの合唱団との合同曲で「Ave Maria」(ラフマニノフ)や「Locus Iste」(ブルックナー)ほかの英国の歌を
披露しました。 フォンテは英国各地の3つの教会でそれぞれ現地の合唱団と合同演奏会を開くとのことでした。
第四ステージは日本の代表的な歌を歌って欲しいという現地からの要望に応えて「水のいのち」を演奏するのでこれを披露しました。
高田三郎のこの名曲の魂を感じさせる感動的な演奏でした。
アンコールではヘンデルの「ハレルヤコーラス」と「赤とんぼ」を歌って1時間45分のコンサートを終りました。
引き続き隣接した信徒会館で団員の心のこもった手作りの料理を中心に山のように並んだご馳走を、美味しい飲み物で
心ゆくまで堪能させていただきました。
団員の丸山氏の司会進行でなごやかに会は進み、英国演奏旅行の壮行会に相応しい会となりました。
アンサンブル・レオーネもドイツ演奏旅行で覚えた乾杯の歌「アイン・プロジット」や「いざ立て戦人よ」などを歌い、
演奏旅行の成功を祈りました。