室内合奏団クレメンティアの第5回定期演奏会が開催


   室内合奏団クレメンティアの第5回定期演奏会を開きました

 

 我孫子市に本拠を置く室内合奏団クレメンティアの第5回定期演奏会を、6月23日(土)午後4時から、我孫子駅前のふれあい

ホールで開きました。

 世界的な鍵盤奏者小林道夫氏等がメンバーのこの合奏団は、東京まで出かけなくても地域で鑑賞できる本物の音楽を提供する

ことを目的としたプロの音楽集団です。

 アンサンブル・レオーネから鈴木氏と山下の2人がこの室内オーケストラの事務局として活動しており、今日のコンサートの準備

などを行いました。

 満員の聴衆を迎えたホールではまず、「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」(モーツァルト)の美しいメロデイーが流れ、

次いでペルゴレージの「フルート協奏曲ト長調」(ペルゴレージ)が独奏フルート・湯川和雄氏(元東京都交響楽団主席フルート奏者)で

軽快なテンポが会場に満ち溢れました。

 15分の休憩の後、いよいよヴィヴァルディの「四季」の登場です。

ヴァイオリン独奏は、現在東京都交響楽団副主席奏者の吉岡麻貴子さんです。

若い力でぐいぐい押してゆくエネルギーが合奏団を統率して、えもいわれぬ古典の世界を描き、約50分の演奏が終わると

満場の方々から大きな拍手が寄せられました。

 拍手に応えてアンコールはバッハの「G線上のアリア」が演奏され、深い感動に包まれながら演奏会は終わりました。

 レオーネの織山・二宮・中島夫妻などが来場して典雅なクラシックを楽しみました。

 尚、当日は観客席のイスを座り心地の良いものを外部から運んできて並べるようにし、結果的に音響もホール全体により美しく響く

ようになりました。 このイス並べには我孫子中学校の生徒さんが大勢手伝ってくれました。

当日午前中に千葉県警音楽隊と合同演奏を行った我孫子中学校吹奏楽部の皆さんでした。

またプログラムへのチラシの挟み込み作業にも中学生が参加してくれて、アッという間に作業が完了できました。

地域の良い音楽を育てるという、中学生の皆さんの意欲に心から感服しました。 (H・Y記)

  

    

     

 



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