青春18キップで東北一週の旅


    青春18キップで東北一週の旅

       

  レオーネのメンバー5人が夏休みを利用し、青春18キップによる東北地方一周の旅に出かけた。

8月13日(月)の初日は我孫子を7時半ころ常磐線で出発して水戸、勝田、いわき、仙台などを通り、また、宮沢賢治ゆかりの花巻、

石川啄木ゆかりの渋民、青森などを経由、夜の10時半に弘前駅に到着した。

 ただ盛岡から八戸まではJRの在来線は廃止され、経営が異なる「銀河鉄道線」という第三セクターになっていて、青春18キップが

使えなかった。そのためここだけは約3,000円の乗車券を予定外に購入しなければならなかった。

 この日、昼食は原ノ町駅で駅弁「潮干がり弁当」や「鯛めし弁当」など珍しい食事を摂り、青森駅では「さんま寿司」などの駅弁を

食べたり、勿論ビールなどお酒を飲んだりして元気に一日を過ごすことができた。

 第2日はホテルで朝食の後、弘前城に出かけた。春の桜の美しさは話には聞いていたが、城内は桜並木でいっぱいで、さぞや桜の

ころはすばらしいものと推察された。桜の散るころは花びらで天守閣がピンク色に染まるという。

 五所川原と能代を結ぶ海岸線を走る五能線の旅はその美しさに堪能した。阪急旅行社などの旅行社のツアーも乗り込んできて

人気の旅の電車である。座席もそんなに込み合ってはおらず、美しい海岸を眺めながら良い旅列車であった。

 途中深浦駅で一旦降りて街の食堂で地元の方々と昼食をとって居合わせた神奈川県からの男性にレオーネの入団を勧めたりして

それなりの有意義なときを過ごし、また再び能代までの海岸線の美しい旅となった。

 車内で庄内の海岸線に沈む夕日を眺めながら酒田に到着。本間図書館で古文書を担当しているSさんと待ち合わせ、夕食を摂り

ながら酒田にまつわるいろいろなエピソードを教えていただくことができた。

 第3日は朝食をホテルで摂った後本間美術館に出かけた。まだ開館前であったが庭で休んで美術館の雰囲気を、その後酒田駅

から山形に出て、昼食の「牛肉弁当」などを仕入れて列車で弁当を食べながら米沢を経由して福島に出た。

 飯坂温泉で昔芭蕉も入ったという鯖湖湯で一風呂浴びた後、皆で懐かしいかき氷で身体を冷やし、その後ホテルの一室に集まり

夕食を兼ねた懇親会を開いて夜遅くまで歓談し、最後の夜を過した。

 最後の日は福島から黒磯、宇都宮で途中下車して宇都宮の餃子とビールで解散した。 (H.Y記)

 

 

花で美しい仙台駅前 弘前駅前の像 弘前城
弘前市内 昼飯は安くてうまい 五能線の旅1
五能線の旅2 能代市内で見つけた住宅の入口 酒田駅前
本間美術館 福島駅前の芭蕉の像 花が飾ってある福島駅
福島の宿 飯坂温泉の共同浴場「鯖湖湯」 黒磯駅

                                

                       飯坂温泉駅前の芭蕉の像の前で

                            



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